水彩・水彩画

水彩・水彩画

水彩(すいさい)は「水彩絵の具」と「筆」を使って描く絵画技法で、水彩で描いた絵のことを水彩画といいます。

水彩は油彩とは違い、子どもの頃にやっとことがある人も多く、大人になってからも取り組みやすい趣味のひとつです。

透明水彩と不透明水彩の違い

水彩絵の具は大きく分けて、透明水彩不透明水彩に分かれます。

透明水彩はその名のとおり透明感のある水彩絵の具で、重ね塗りをしたときに下の色が透けて見えるのが特徴です。

不透明水彩は透明水彩よりベタっとしていて、重ね塗りをしたときに下の色を隠します。小学校などで使う絵の具は不透明水彩が多いです。

水彩に必要な主な道具

・水彩絵の具
・筆
・パレット
・画用紙

水彩と水張り

子どもの頃にはしなかったかもしれませんが、本格的に水彩に取り組む場合、画用紙に「水張り」という作業をします。

普通の画用紙は水を含むとたわむ性質があるので、描き始める前に画用紙を固定した状態であらかじめ水を含ませ乾かすことで、たわみを防ぐ作業です。

気軽なスケッチの場合や、絵葉書やスケッチブックのような小さなサイズの場合は、水張りはしないことも多いです。